2020年4月17日金曜日

jpgとjpegの違い

バナーやトップ画像などデザイン画像を作成するときや、デジカメで撮影するときにも利用するJPEG形式である。

JPEG形式のファイルには,「.jpg」と「.jpeg」という2種類の拡張子があることをご存知でしょうか??



今回は、「JPG(.jpg)」と「JPEG(.jpeg)」の違いを解説します。
JPEG形式は、利用頻度が高いファイル形式です。
「どっちの拡張子を指定すればいいの?」と迷わないように、違いを理解しましょう。

・JPEG形式

 JPEG形式は,フルカラーの1,677万色を表現することができる。
風景写真など色合いにグラデーションがある画像に適しているファイル形式である。
JPEGは、PNGと違い一度画像を圧縮してしまうと元に戻せない「不可逆圧縮」という特徴がある。そのため、画質を下げてしまうと、元の画質には戻せない。

「JPG(.jpg)」と「JPEG(.jpeg)」の違い

では本題。
JPEG形式は、「 .jpeg」と「.jpg」という2つの拡張子が存在しているのか。
これには、MS-DOSという1980年代に普及していたOSの仕様が関係している。

MS-DOSではファイルの拡張子は3文字までという制約があった。

そのため、Windowsでは、そのままファイル拡張子を3文字にする習慣が続いており「.jpg」と言う拡張子が長年利用されてきた。
しかし、現在普及しているOSでは4文字も利用できるため「.docx」(Wordで使用)や「.xlsx」(Excelで使用)といった4文字の拡張子も登場している。

 ・どちらをよく使うのか?

 結論から言うと、「.jpg」。
ただし、どちらも機能的に差はない。
迷ったときは、「.jpg」にしておくと無難である。

ちなみに、私のブログタイトルは、「 .jpeg」である。