2020年4月25日土曜日

ハイテクを支えるローテク

 皆さんは、ローテクという言葉をご存じでしょうか。
 ハイテクといえば、最先端と思うなら、ローテクは、時代遅れと思うでしょうか。
いえいえ、決してローテクが、時代遅れということはありません。

 ロー・テクノロジー(ローテク)とは、ハイテクノロジー(ハイテク)の対義語。
「最先端のものではないテクノロジー」あるいは、「シンプルで、洗練されていないテクノロジー。」「しばしば数世紀以上に渡り使われていて、不可欠のものを生産するために用いられているもの」とされています。

産業革命は、製糸工場から始まり、機械化が進み・・・ロボットで自動化され・・・
と、技術が進歩し仕事の仕方も変わってきました。

ハイテクなロボットや機械を使い続けるためには、ローテクの手作業によるメンテナンスが必要になってきます。
また、ハイテク機器の部品は、小さく細かなものが多いです。それらを作り上げているのは、職人の手作業だったりします。

ローテクを馬鹿にしては、いけないです。ハイテクをローテクが支えているのです。