2020年3月24日火曜日

江戸から学ぶ現代

ふと、情報分野について学んでいると、昔の名残がそのまま現代にも生かされているなと思うことがよくある。

その一つに「江戸での火災」がある。
江戸では、頻繁に火災が起こっていました。
その火災をいち早く気づき、いち早く非難させるために、「火の見やぐら」があった。
「火の見やぐら」には、知らせるための鐘があり、鐘の鳴らし方で、緊急性を知らせていた。

その鳴らし方というのが、
①「遠くの火災」→「鐘は1回」
②「そろそろ非難が必要」→「鐘は2回」
③「緊急」→「鐘を乱打」
このルールがあったために、江戸の人は、冷静に非難したという。

現代にもその名残がある。それが、消防車のサイレンである。