浅煎りとは?
浅煎りの珈琲とは、中煎りを「ハイロースト」とする場合、それよりも浅いものを指します。
焙煎士によって違いますので注意が必要です。
焙煎度合いは、基本的に色で判断します。
浅煎りは、薄く明るい茶色です。
味の特徴は、酸味です。
柑橘系を思わせるフルーティーな味わいは、浅煎り珈琲の特徴です。
浅煎りの効能
浅煎りの珈琲の主な効果は、次の3つです。
- 覚醒作用
- 利尿効果
- 抗炎症作用
クロロゲン酸は、熱に弱いため、焙煎すればするほど別の成分に変わります。
他には、トリゴネリンも多く含んでいます。
トリゴネリンは、神経系の成分で、物忘れ認知症に効果があります。
浅煎りの主な成分
- カフェイン
- クロロゲン酸
- トリゴネリン
- アミノ酸
深煎りとは?
重厚感のある黒に近い茶色。
深煎りの効能
トリゴネリンは、焙煎するとニコチン酸に分解されます。
ニコチン酸とは、ビタミンB群に属し、高脂血症の治療薬になります。
ニコチン酸は、善玉を増やす働きがあります。
ニコチンと聞くと、タバコを連想すると思います。
タバコは、体に悪い。だから珈琲は体に悪い。。。
ニコチン酸は、トリゴネリンを加熱してできたビタミンです。
このニコチン酸は、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
動脈硬化の予防に役立っているのです。
カフェインは、深煎りにすればするほど失われていきます。
カフェインは、自律神経を刺激するといわれています。
しかし、カフェインは、リラックス効果もあります。
珈琲の香りにもリラックス効果があります。
過剰摂取にならないように珈琲を飲むことをお勧めします。
深煎りの珈琲は、カフェインが比較的少ないためリラックスを求めるならばお勧めです。
さらに、NMPもあります。
NMPは、ストレス緩和や自律神経のバランスを改善する効果があります。